おつかれさまでした。
本日はヘンデルの楽譜をお配りし、前半ヘンデル、後半ではヘブデンを練習しました。
1.ヘンデル
第1楽章
・vn,vla 1-3小節1拍目の「|」はマルテラート(martellato、強いアクセントをつけて音譜どうしを離す)なの、強いアクセントをつけ、2拍目ウラからのフレーズとは分ける。
・bass:テヌート、スタッカートを区別することで音型の形を明確にする感じ
・4小節ウラの8分音符はスタッカート、5小節1,2拍目ではウラ短め、3拍目アタマにアクセントなど
・1st vn:6小節1拍目は同じ音型を2度言うことの意義
・bass:8小節1-2拍目は1st vn7小節を受けるような形で
第2楽章
・フーガのテーマにつけられたマルテラートを意識して弾く。拍のアタマごとにテンポを確認するようにアンサンブルを作る
第3楽章
・スラーは今後変更される可能性があります
・4つのブロックに分けられる
・遅いテンポだが、テンポ感があとから来るようにはしない。拍のアタマにテンポ感
・2つめのブロック(11小節から)では、低い方の音域っを使うことによりコントラストがついている
・1st vn:17小節3拍目の2つの♪にスラー追加
・30小節でリタルダンドあり
第4楽章
・アクセントの応酬。1st vnは1,3拍目のアタマにアクセント、2nd vn,vla,bassはその拍のウラにアクセント
・2nd vn,vla:アクセント1,3拍目ウラの音譜、ボウイングはダウン
・1st vn 5小節目から:スラーのかかった1拍目アタマとそれに続くシンコペーションのアクセントをはっきり弾く
2.ヘブデン
第2楽章
・シチリアーノなのでターラと揺れるように
・その中でもvla1小節目の付点リズムが重要、後にその付点リズムモチーフのやりとりが発生する
・その付点リズムの最初にはアクセントが必要
・8小節4拍目はvn.vlaの全員で付点リズムを弾く
・1st vn:9小節目でひとつ目の付点リズムからふたつ目の付点リズムへ発展する感じを出す。同じく11小節3拍目から12小節1拍目に発展する感じ
第3楽章
・ゆっくりなメヌエットにします
だいたい以上です。
次回はムファット、テレマン、もうひとつのヘンデルを練習する予定です。
それでは、また。